納豆の豆知識 その10
都道府県別の納豆の消費量は北関東や東北地方が多い
納豆の都道府県別の消費量ですが、2008年に発表されたランキングでは福島県が第一位でした。茨城県、群馬県など東北地方から北関東にかけて納豆がよく消費されていて、逆に近畿地方を始めとして西日本ではあまり消費されていないというのがこの時の結果ですね。
2013年、2014年の結果を見ると、ランキングは変動しているものの、概ねの傾向は2008年からそれほど変化していません。茨城県、宮城県、福島県など北関東が納豆を多く消費していて、近畿地方は消費量が少ないといった点などですね。2013年は沖縄県が、2014年は和歌山県が納豆の消費量が最も少なく、これには人口も関係していると思います。
ただ、長年に渡って近畿地方の納豆の消費量が少ないことを考えると、関西の人は他地方の人と比べてあまり納豆を食べないというのは間違いないでしょう。四国地方、中国地方も平均より納豆の消費量がやや少ないのですが、佐賀県など九州地方では納豆を多く食べている地域もあるのは興味深いところです。