納豆の豆知識 その2
納豆と他の発酵食品との違い
納豆は発酵食品の代表的な存在と言ってもよいでしょう。
大豆を納豆菌で発酵させたものが納豆であり、栄養素など様々な面でよいところがある製品です。
ただ、納豆の場合は他の発酵食品とはやや異なった特徴も持っていて、賞味期限が短めに設定されていますね。
発酵食品の中には保存食として用いられるものも多く、長期間に渡って保存できるのが魅力です。
一方で納豆は出荷後にも発酵が進んでいき、味わいが変化しやすいので賞味期限は1週間程度に設定されているものが多いようです。
賞味期限とは安全性や味などを含めた品質を保証する期間なので、味が変わりやすい納豆の場合はどうしても賞味期限を短くせざるを得ません。
決して保存性に問題があるわけではないのですが、納豆の味を楽しむなら早めに食べていただくとよいでしょう。
納豆菌が作り出す酵素、ナットウキナーゼは納豆だけが持っていて、血液をさらさらにするので生活習慣病を予防する効果が見込めるのは納豆の大きな魅力ですね。